オンデバイスAI
On-Device AI
クラウドを経由せず、スマホやPCなど端末内でAIを動かす方式。通信なしで動作し、データが外部に出ないためプライバシーに強い。
オンデバイスAIとは
オンデバイスAIは、クラウドを経由せず、スマホやPCなど端末内でAIを動かす方式です。処理は端末内で完結し、入力データが外部サーバーに送られません。
iPhoneのApple Intelligenceや、PC上で動かすローカルLLMなどがこれにあたります。
クラウドAIとの違い
| 項目 | オンデバイスAI | クラウドAI |
|---|---|---|
| 処理場所 | 端末内 | ベンダーのサーバー |
| 通信 | オフラインでも動作 | インターネット必須 |
| データ送信 | 外に出ない | 外部送信あり |
| モデル規模 | 小〜中型 | 超大型も可 |
| 応答速度 | 安定(通信遅延なし) | 回線依存 |
利点
- プライバシー: データが端末外に出ない
- オフライン動作: 通信不能な場所でも使える
- 低遅延: ネット往復がないぶん速い
- 利用料の変動が小さい
士業事務所での活用
機密性の高い業務と相性がよい方式です。
- 顧客の財務データ・相談内容を外部に出さず要約
- 出張先・移動中でオフラインでも下書き作成
- 社外秘メモを端末内で整理・検索
特に守秘義務が重要な士業では、「クラウド送信可否」が導入判断の分岐点になりやすく、オンデバイスAIは有力な選択肢です。
注意点
- 端末性能の制約で、大型モデルほどの精度は出にくい
- 端末紛失時の情報漏えい対策(暗号化・リモートワイプ)は別途必要
