GPU
Graphics Processing Unit
もとは画像処理用のチップだが、並列計算に強くAIの学習・推論の主役となっているプロセッサ。NVIDIA製が業界標準。
GPUとは
GPU(Graphics Processing Unit)は、もとは画像処理用のチップですが、並列計算に非常に強いという特性から、現在はAIの学習・推論の主役となっているプロセッサです。
LLMの学習や日々のAPI応答の裏側では、大量のGPUがフル稼働しています。
CPUとの違い
| 項目 | CPU | GPU |
|---|---|---|
| 得意 | 複雑な逐次処理 | 単純計算の大量並列 |
| コア数 | 数個〜数十 | 数千〜 |
| 用途 | OS・一般業務 | AI・3D・動画処理 |
AIの計算は行列同士の掛け算の繰り返しなので、GPUの並列性能と相性が非常によいのです。
AI業界での位置づけ
- NVIDIA製GPU(H100、H200、B200等)が事実上の標準
- VRAM(GPU上のメモリ)の容量がモデルサイズを決める
- 近年はTPU(Google)やカスタムチップも台頭
士業事務所での位置づけ
- クラウドAI利用が中心なら、GPUを直接気にする必要はない(ベンダー側で管理)
- オンプレAI・ローカルLLMを検討する場合は、GPU・VRAM要件が導入コストを決める最大要素
- 機密性の高い業務で情報を外に出したくないケースでは、GPU搭載PCでローカルモデルを動かす選択肢も
注意点
AI向けGPUは高価で、電力・発熱・冷却も考慮が必要です。事務所で単独導入するより、クラウド/ベンダー提供のAI環境を使う方が現実的な場合が多いでしょう。
