プロンプトチェーン

Prompt Chaining

複数のプロンプトを連鎖させて、段階的にタスクを解かせる設計。1プロンプトで収まらない複雑な処理に有効。

プロンプトチェーンとは

プロンプトチェーンは、複数のプロンプトを段階的につなげて、1つの大きなタスクを処理する設計パターンです。1回のプロンプトで無理に全部やらせるより、ステップに分けてAIに渡すことで精度と制御性が上がります。

典型的なパターン

例: 契約書レビュー

Step 1: 条文を抽出する
  プロンプト: "以下の契約書から条文を番号付きでリスト化して"

Step 2: 各条文のリスクを分析
  プロンプト: "以下の条文を、貸主側の観点でリスク評価して。各条文に...
  高・中・低のリスクレベル付きで"

Step 3: 優先度順にまとめる
  プロンプト: "ステップ2の結果を、優先度順に3つに絞って..."

Step 4: クライアント向け報告書を作成
  プロンプト: "ステップ3を踏まえて、クライアント向けの報告書を..."

Chain-of-Thought との違い

  • Chain-of-Thought: 1つのプロンプト内で段階的に考えさせる
  • プロンプトチェーン: プロンプト自体を複数に分け、各ステップで別のAI呼び出し

CoT が短距離走、プロンプトチェーンが駅伝のような違いです。

士業業務での応用

  • 案件ヒアリング → 論点整理 → 想定解 → 書面ドラフト(段階ごとに人がレビューを挟める)
  • 資料収集 → 分類 → 要約 → レポート化
  • 見積もり → 業務フロー設計 → 契約書ドラフト

ツール

Dify、n8n、LangChain、Difyなどのワークフローツールを使うとGUIでプロンプトチェーンを組めます。コード知識がなくても、業務担当者が組み立てやすくなっています。

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