FLOPS
Floating-Point Operations Per Second
1秒あたりに実行できる浮動小数点演算回数を示す指標。GPU・TPUなどAI向けプロセッサの計算性能を比較するときに使われる。
FLOPSとは
FLOPS(Floating-Point Operations Per Second)は、1秒あたりに実行できる浮動小数点演算の回数を示す指標です。プロセッサの計算性能を数値で比較するときに使われます。
AIは小数を大量に掛け合わせる処理なので、FLOPSが大きいほどAIの計算が速いと考えて差し支えありません。
単位
| 単位 | 意味 |
|---|---|
| GFLOPS | 10億回/秒 |
| TFLOPS | 1兆回/秒 |
| PFLOPS | 1,000兆回/秒 |
| EFLOPS | 100京回/秒 |
近年のAI向けGPUは1枚あたり数百〜数千TFLOPSクラスに達しています。
AI文脈での使われ方
- モデル学習量: 「◯EFLOPs 相当の計算で学習」と表現
- ハード性能比較: GPU・TPU のカタログ値
- スケーリング法則: 投入計算量と性能の関係を論じる軸
注意点
- 条件による変動が大きい: FP16/FP8/INT8 など精度ごとに値が異なる
- カタログ値 ≠ 実効性能: メモリ帯域やソフト最適化で実際の速度は変わる
- 大きければ良いわけではない: 用途に合うモデル・VRAM容量のほうが重要
事務所が意識すべき点
FLOPS は主にハード購入・インフラ設計時の指標です。クラウドAI利用が中心なら直接意識する必要はなく、「性能の大小を示す単位」として理解しておけば十分です。
