Self-Consistency(自己整合性)
Self-Consistency
同じ問題を複数回AIに解かせ、多数決で最終回答を選ぶ手法。単発の回答より精度が安定する。
Self-Consistency(自己整合性)とは
Self-Consistency は、同じ問題をAIに複数回解かせて、多数決で最終回答を選ぶ手法です。Chain-of-Thought と組み合わせて使うのが定番で、AIの「たまたまの間違い」を抑えて精度を上げます。
仕組み
- 同じ問題をAIに複数回(例: 5〜10回)解かせる
- 毎回、推論の過程は異なるが、最終回答を集める
- もっとも多く出た回答を最終結果とする
AIが毎回少し違う思考経路を通りつつも、「正しい答え」に落ち着く回数が多いはず、という前提で働きます。
いつ効果的か
- 数値計算・分類問題: 正解が1つに決まるタスク
- 判断のブレが気になるタスク: 「法令適用の可否」など
- 複数観点の統合: 同じプロンプトで視点が揺れるときの安定化
逆に、創作系(文案作成など、正解が1つに決まらないタスク)には向きません。
実務での位置づけ
精度は上がるが、推論回数だけトークン消費が増えるためコスト増になります。重要な判断の裏付けが欲しい場面で、補助的に使うのが現実的です。
