Tree of Thoughts(思考の木)
Tree of Thoughts
複数の思考経路を枝分かれさせて探索し、最良の結論を選ばせるプロンプト手法。複雑な問題で効果が出やすい。
Tree of Thoughts(思考の木)とは
Tree of Thoughts(ToT)は、AIに複数の思考経路を枝分かれさせて探索させ、最適な結論を選ばせるプロンプト手法です。
Chain-of-Thought(思考の連鎖)が「1本の思考の流れ」を段階的に書かせるのに対し、ToT は "この状況でまず考えられる選択肢を3つ出して、それぞれ評価して、最良を選んで" のように木構造で探索させます。
基本形
次の問題について、以下の手順で考えてください。
1. 考えられる論点を3つ挙げる
2. 各論点について、メリット・デメリットを整理
3. もっとも有力な論点を選び、理由を説明
4. 最終結論を出す
問題: (ここに問題を記載)
士業業務での使い所
- 税務戦略の比較: 「法人化 / 個人継続 / 医療法人化」の比較検討
- 契約条件の複数案: 「厳しめ / 標準 / 緩め」の3案を比較
- 労務トラブル対応: 複数の解決ルートを並べて検討
- 事業承継プラン: 複数シナリオの比較
選択肢を並べて比較する思考が求められる場面と相性がよく、Chain-of-Thought だけでは単線的になってしまう問題に効果を発揮します。
注意点
- 出力が長くなりやすく、トークン消費が増える
- 各選択肢に対するAIの「評価」が甘い場合、誤った案を選ぶことも
- 最終判断は必ず士業本人が行う前提は変わらない
