年末年始休業のお知らせ例文|税理士事務所・会社で使えるメールと掲示文
年末年始休業のお知らせは、「休業期間(曜日付き)・最終営業日・営業開始日・休業中の連絡の扱い」の4点を、相手ごとに必要な形で届けるだけで十分に役目を果たします。丁寧な挨拶文よりも、日付と曜日が正しいこと、休業中にメールや入金がどう扱われるかが分かることのほうが大切です。
この記事では、税理士事務所と一般の会社の経理・総務の担当者がそのまま使える文例を、取引先・顧問先向けメール、社内周知、ホームページの告知、入口の掲示、メールの自動返信に分けて用意しました。2026年末〜2027年始の暦(曜日)に合わせた日付を入れてあるので、事務所や会社の休業日に合わせて書き換えるだけで使えます。
この記事で分かること
- 年末年始休業のお知らせに載せる項目と、メール・掲示・告知を出す時期の目安
- 2026年12月〜2027年1月の曜日と、休業期間のよくある3パターン
- 取引先・顧問先向けメール、社内周知、ホームページ告知、入口の掲示、自動返信の例文11本
- 休業期間の書き方(曜日・カッコ・「〜」)と、よくある失敗の直し方
- AIで休業のお知らせ一式を下書きし、日付の誤りを確認するプロンプト
年末年始休業のお知らせに入れる項目と出す時期
お知らせの文面で迷う人の多くは、言い回しから考え始めています。先に「何を伝えるか」を決めると、メールも掲示も短くまとまります。
載せる項目は7つ。相手によって取捨選択する
項目 | 書き方の例 | 社外メール | 社内周知 | 掲示・HP |
|---|---|---|---|---|
休業期間 | 2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日) | 必須 | 必須 | 必須 |
最終営業日 | 年内の営業は12月28日(月)17時まで | 必須 | 必須 | あると親切 |
営業開始日 | 1月4日(月)9時より通常営業 | 必須 | 必須 | 必須 |
休業中の問い合わせの扱い | メールは受け付け、1月4日以降に順次返信 | 必須 | あると親切 | 必須 |
緊急時の連絡先 | 担当者の携帯・緊急用アドレスなど | 相手を絞って | 必須 | 原則載せない |
受付・入金・発送の締め | 年内の資料受付は12月25日(金)まで | 関係する相手に | 必須 | 必要に応じて |
お詫びと結び | ご不便をおかけしますが… | 1行 | 不要 | 1行 |
緊急連絡先の携帯番号などは、ホームページや入口の掲示に出すと誰でも見られます。社外に出すのは顧問先や主要な取引先へのメールに限り、掲示には「お急ぎの方はメールでご連絡ください」程度にとどめるのが無難です。
出す時期の目安
お知らせ | 出す時期の目安 | 理由 |
|---|---|---|
取引先・顧問先へのメール | 12月上旬〜中旬(休業の2〜3週間前) | 年内の発注・資料提出・入金の段取りを相手が組めるように |
社内周知 | 11月下旬〜12月上旬 | 社外へ出す前に、締め作業と当番を決めておく |
ホームページのお知らせ | 12月上旬に掲載し、営業開始日の後に下げる | メールを送らない相手(新規の問い合わせ)にも届く |
入口・店頭の掲示 | 12月中旬〜最終営業日 | 来訪者・配達業者向け。早すぎると読まれない |
メールの自動返信 | 最終営業日の終業時に開始 | 期間を指定して設定し、切り忘れを防ぐ |
2026年末〜2027年始の曜日と、休業期間の3パターン
2026年12月28日は月曜日、2027年1月1日は金曜日、1月4日は月曜日です。土日休みの会社では、休業の取り方は次の3パターンに分かれます。
パターン | 休業期間 | 最終営業日 | 営業開始日 |
|---|---|---|---|
官公庁と同じ | 12月29日(火)〜1月3日(日)(6日間) | 12月28日(月) | 1月4日(月) |
1日遅く休む | 12月30日(水)〜1月3日(日)(5日間) | 12月29日(火) | 1月4日(月) |
前後の土日を含める | 12月26日(土)〜1月4日(月)(10日間) | 12月25日(金) | 1月5日(火) |
官公庁の休みは、行政機関の休日に関する法律第1条で、土日・祝日に加えて「十二月二十九日から翌年の一月三日までの日」が行政機関の休日と定められています。2026年末は12月28日(月)が年内最後の執務日、2027年は1月4日(月)から執務が始まる暦です。税務署も行政機関なので、この期間は窓口が閉まります。
銀行の休日は銀行法施行令第5条で、土曜日・祝日のほか「十二月三十一日から翌年の一月三日までの日」とされています。2026年末なら、年内に振込が処理される最後の平日は12月30日(水)です。ATMの稼働時間や振込の受付時間は金融機関ごとに異なるので、取引先へ入金の締めを伝える前に、自社の取引銀行の案内で確認してください。
休業期間の書き方|曜日・カッコ・「〜」のルール
休業のお知らせで最も多い問い合わせは「結局、何日から営業ですか」です。期間の書き方を揃えるだけで、この問い合わせはかなり減ります。
書き方の基本
- 年をまたぐので、年は両方に書く:「2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)」。後ろの年を省くと、翌年の日付と分かりにくくなります
- 曜日は全角カッコで日付の直後に:「12月29日(火)」。カッコの全角・半角は1つの文書の中で揃えます
- 「〜」と「まで」を重ねない:「12月29日〜1月3日まで」より、「12月29日〜1月3日」または「12月29日から1月3日まで」のどちらかに統一します
- 営業開始日は別の行で書く:「1月4日(月)より通常営業いたします」と独立させると、休業期間の最終日と取り違えられません
- 時刻が関わるときは時刻まで書く:「12月28日(月)17時まで」「1月4日(月)9時から」
よくある書き間違い
うまくいかない例 | 直し方 |
|---|---|
年末年始は12/29〜1/3の間お休みします | 2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)を休業とさせていただきます |
1月4日(火)より営業 | 2027年1月4日は月曜日。昨年の文面の曜日が残っていないか暦で確認する |
年明けは4日から営業いたします | 1月4日(月)9時より通常営業いたします(「4日」だけでは月が抜ける) |
休業期間中はご迷惑をおかけします | 休業中のメールは受け付け、1月4日(月)以降に順次ご返信いたします(何が起きるかを書く) |
取引先・顧問先への年末年始休業のお知らせメール例文
社外向けのメールは、件名で休業期間が分かるようにします。本文は「休業期間→最終営業日→営業開始日→休業中の扱い」の順に並べると、読み手が迷いません。
年末の挨拶とお知らせを1通にまとめる場合は、挨拶文の書き方を顧問先への年末の挨拶メール例文10選で紹介しています。ここでは休業の連絡を単独で送る文例に絞ります。
例文1:取引先への基本の休業案内(会社→取引先)
件名:年末年始休業のお知らせ(12/29〜1/3)|【会社名】
【取引先名】
【ご担当者名】様
いつもお世話になっております。【会社名】の【担当者名】です。
誠に勝手ながら、弊社では下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
■休業期間:2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)
■年内の最終営業日:12月28日(月)17時まで
■年始の営業開始日:2027年1月4日(月)9時より
休業期間中にいただいたメールやお問い合わせは、
1月4日(月)以降に順次ご対応いたします。
ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【署名】うまくいかない例:件名が「お知らせ」だけで、本文に期間を埋め込んでいる。直し方:件名に「年末年始休業」と期間を入れると、相手は開かなくても予定に反映でき、年明けにメールを探すときにも見つけやすくなります。
例文2:税理士事務所から顧問先へ(年内の資料受付の締めを添える)
件名:【ご案内】年末年始休業と年内の資料受付について|【事務所名】
【顧問先名】
【ご担当者名】様
いつもお世話になっております。【事務所名】の【担当者名】です。
年末年始の休業日についてご案内いたします。
■休業期間:2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)
■年内の営業:12月28日(月)17時まで
■年始の営業開始:2027年1月4日(月)9時より
■年内に処理をご希望の資料
【受付締切日:例 12月25日(金)】までにお送りください。
それ以降に届いた資料は、1月4日(月)以降に順次確認いたします。
■休業中のご連絡
メール・共有フォルダへのアップロードは休業中も受け付けております。
お急ぎの場合は【緊急時の連絡方法】までご連絡ください。
本年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
【署名】うまくいかない例:「年内に資料をお送りください」とだけ書き、受付の締切日がない。直し方:最終営業日ではなく、事務所が処理できる最後の日を「受付締切日」として書きます。最終営業日の夕方に資料が届いても、年内には処理できないからです。年明けの確定申告に向けた資料依頼は、この案内に詰め込まず、顧問先への資料依頼メール例文のような一覧付きの依頼として別に送るほうが回収しやすくなります。
例文3:入金・発送の締めを伝える(会社→取引先)
件名:年末年始休業および年内の出荷・入金確認についてのご案内|【会社名】
【取引先名】
【ご担当者名】様
いつもお世話になっております。【会社名】【部署名】の【担当者名】です。
年末年始の休業と、年内の出荷・入金確認の締めについてご案内いたします。
■休業期間:2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)
■年内のご注文受付:12月【日付(曜日)】【時刻】まで
■年内の最終出荷日:12月【日付(曜日)】
■年始の営業開始日:2027年1月4日(月)
年内のご注文受付以降にいただいたご注文は、
1月4日(月)以降に順次出荷いたします。
なお、休業期間中にお振込みいただいた場合、
入金の確認は1月4日(月)以降となります。あらかじめご了承ください。
【署名】うまくいかない例:「12月31日までにお振込みください」と書く。直し方:銀行の休日は12月31日からなので、年内に処理される最後の平日は12月30日(水)です。支払期日を書く場合は、自社の取引銀行の受付時間を確認したうえで、平日の日付で書きます。
例文4:挨拶メールを送った相手に、休業日だけを短く再送する
件名:【再送】年末年始の休業日について(12/29〜1/3)|【会社名・事務所名】
【宛名】様
いつもお世話になっております。【会社名・事務所名】の【担当者名】です。
先日のご挨拶でもお伝えしましたが、年末年始の休業日を改めてお知らせいたします。
・年内の営業:12月28日(月)17時まで
・休業期間:12月29日(火)〜1月3日(日)
・年始の営業:1月4日(月)9時より
どうぞよろしくお願いいたします。
【署名】うまくいかない例:最初の挨拶メールを全文そのまま再送する。直し方:再送は休業日だけに絞り、件名に【再送】と期間を入れます。最終営業日の数日前に、やり取りが多い相手にだけ送ると効果があります。
社内向けの年末年始休業の周知文例
社内の周知は、社外へお知らせを出す前に済ませます。社内周知では「休みの日付」より「休みの前に何を終わらせるか」「休み中に誰が何を見るか」が大事です。社内文書の書式全般は社内文書テンプレート無料まとめも参考にしてください。
例文5:全社員向けの周知(総務・経理から)
件名:【周知】年末年始休業と年内の締め作業について
各位
総務部の【担当者名】です。年末年始の休業と、年内の締め作業についてお知らせします。
■休業期間:2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)
■年内の最終営業日:12月28日(月)
■年始の営業開始:2027年1月4日(月)
■年内の締め
・経費精算の提出:12月【日付(曜日)】まで
・請求書の発行依頼:12月【日付(曜日)】まで
・取引先への休業案内:12月【日付(曜日)】までに各担当から送付
■休業前にお願いすること
・メールの自動返信を12月28日(月)の終業時に設定する(期間指定で)
・パソコンの電源を切り、机上の書類を施錠できる場所へ片付ける
・休業中の緊急連絡先(【担当者・連絡方法】)を確認しておく
ご不明な点は総務部までお問い合わせください。うまくいかない例:休業期間だけを伝え、経費精算や請求書の締めを別のメールで後から送る。直し方:年内の締めは休業案内と同じメールに書きます。締めの日付は、経理が処理にかかる日数を逆算して、最終営業日より前に置きます。
例文6:税理士事務所の職員向け(顧問先対応の分担を決める)
件名:【所内連絡】年末年始の休業と顧問先対応について
所員各位
年末年始の休業と、顧問先への対応について共有します。
■休業期間:2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)
■年内の業務:12月28日(月)まで/年始は1月4日(月)から
■12月【日付(曜日)】までに各担当で行うこと
・担当顧問先への休業案内メールの送付(所のひな形を使用)
・年内に処理する資料の受付締切日を顧問先に伝える
・未処理の資料と、年明けすぐの期限がある業務を一覧にして共有
■休業中の対応
・メールの自動返信を設定する(文面は所のひな形を使用)
・緊急時の連絡は【所長/当番者】が受ける
・顧問先の資料や個人情報を含むデータは持ち帰らない
不明点は【担当者名】まで。うまくいかない例:休業案内の文面を担当者ごとに自由に書かせる。直し方:所でひな形を1つ決め、日付と受付締切日だけを差し替えて送ります。顧問先によって休業日の書き方が違うと、問い合わせのもとになります。顧問先メール全般のひな形づくりは顧問先メールをAIで時短作成する方法でまとめています。
ホームページの告知文と事務所入口の掲示文
ホームページの告知と入口の掲示は、メールを送らない相手に向けたものです。不特定の人が見るので、個人の携帯番号などは載せず、日付と問い合わせの扱いだけを短く書きます。
例文7:ホームページ・お知らせ欄の告知文
【タイトル】年末年始休業のお知らせ
誠に勝手ながら、当【社/事務所】では下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
休業期間:2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)
営業開始:2027年1月4日(月)9時より
休業期間中にお問い合わせフォーム・メールでいただいたご連絡は、
1月4日(月)以降に順次ご返信いたします。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。うまくいかない例:お知らせを出したまま、2月になっても一覧の先頭に残っている。直し方:掲載時に「1月4日の営業開始後に非公開にする」と予定に入れておきます。お問い合わせフォームに自動返信がある場合は、その文面にも休業期間を一時的に入れると親切です。
例文8:事務所入口・店頭の掲示文
年末年始休業のお知らせ
2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)
上記の期間は休業いたします。
2027年1月4日(月)9時より通常どおり営業いたします。
ご用件はメール(【アドレス】)にてお送りください。
1月4日以降に順次ご対応いたします。
【会社名・事務所名】うまくいかない例:文章を多くして小さな文字で貼る。直し方:掲示は離れた場所から読まれるので、休業期間と営業開始日を大きく、他は最小限にします。A4縦1枚に収め、日付は太字にします。
例文9:郵便物・宅配便の取り扱いを掲示する
郵便物・お荷物の配達について
12月29日(火)〜1月3日(日)は休業のため、受け取りができません。
郵便物は郵便受けへ、お荷物は不在票の投函をお願いいたします。
【会社名・事務所名】うまくいかない例:休業中に届く予定の荷物があるのに、差出人に連絡していない。直し方:届く予定の荷物や書留は、休業前に差出人へ配達日の変更をお願いします。顧問先から原本を郵送してもらう場合は、例文2の受付締切日と合わせて伝えます。
メールの自動返信(不在通知)文例と設定のポイント
自動返信は、お知らせを読んでいない相手にも休業を伝えられる最後の手段です。社外と社内で文面を分け、期間を指定して設定します。
例文10:社外向けの自動返信
件名:年末年始休業中の自動返信|【会社名・事務所名】
メールをお送りいただき、ありがとうございます。
誠に勝手ながら、2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)は年末年始休業をいただいております。
いただいたメールは、2027年1月4日(月)以降に順次確認し、ご返信いたします。
ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
※本メールは自動送信です。
【会社名・事務所名】うまくいかない例:緊急連絡先として担当者の携帯番号を入れる。直し方:自動返信は、迷惑メールやメールマガジンの送り元にも返ることがあります。緊急連絡先は顧問先や主要な取引先への案内メールで伝え、自動返信には書きません。
例文11:社内向けの自動返信
【氏名】は12月29日(火)〜1月3日(日)まで休業中です。
1月4日(月)以降に確認します。
お急ぎの件は【代理の担当者名】までお願いします。Gmail・Outlookで設定するときの注意点
- 期間を指定する:GmailはGmailヘルプ「不在時に自動返信を送信する」のとおり、設定の[全般]タブの不在通知で開始日と終了日を指定できます。開始日の午前0時から終了日の午後11時59分までが送信の対象です
- 同じ相手に何度も届くことがある:Gmailの自動返信は通常1人に1回ですが、送ってから4日後以降に同じ相手から再びメールが来た場合などは、もう一度送られます。年末年始のように長い休みでは、同じ相手に2回届くことを想定した文面にしておきます
- 組織の内外で文面を分ける:OutlookはMicrosoftサポート「Outlookで不在時の自動応答を設定する方法」のとおり、職場のアカウントなら組織内と組織外で別のメッセージを設定でき、期間を指定しない場合は手動でオフにする必要があります
- 社外は連絡先だけに返す設定も検討する:どちらのサービスにも、連絡先に登録した相手にだけ返信する設定があります。迷惑メールへの返信を減らせます
年末年始休業のお知らせでよくある失敗と直し方
失敗 | 起きること | 防ぎ方 |
|---|---|---|
昨年の文面を使い回し、曜日が昨年のまま | 営業開始日の勘違い、問い合わせの増加 | 日付を書き換えたら、曜日をカレンダーで1つずつ確認する |
メール・HP・掲示・自動返信で期間が食い違う | どれが正しいか分からず電話が増える | 社内周知の文面を「正」として、他はそこから転記する |
受付の締切日を書かない | 最終営業日の夕方に依頼や資料が集中する | 処理に必要な日数を逆算した締切日を別に書く |
自動返信の切り忘れ | 営業開始後も「休業中」と返り続ける | 期間を指定して設定する。営業開始日の朝に確認する |
一斉送信で宛先をTOやCCに並べる | 取引先・顧問先同士にアドレスが知られる | BCCか、1通ずつ送れる配信の仕組みを使う |
HPの告知を下げ忘れる | 年明け後もお知らせの先頭に残る | 掲載時に非公開にする日を決めておく |
一斉送信の宛先の扱いや、誤送信したときの対応は年末の挨拶メールの記事の「一斉送信で失敗しないための注意点」で詳しく扱っています。
AIで年末年始休業のお知らせを下書きするプロンプト
休業のお知らせは、メール・社内周知・HP・掲示・自動返信と、同じ内容を何通りにも書き分ける作業です。AIに一式をまとめて作らせると、期間の表記を揃えたまま短時間で下書きができます。
ただし、AIは曜日を誤ることがあります。「2027年1月4日は何曜日か」のような日付の計算は、AIの答えをそのまま使わず、必ずカレンダーで確認してください。プロンプトでも曜日を自分で書いて渡すのが確実です。
プロンプト1:お知らせ一式を同じ表記で作る
あなたは【会社/税理士事務所】の総務担当です。
以下の情報だけを使って、年末年始休業のお知らせを5種類作成してください。
【休業の情報】
・休業期間:2026年12月29日(火)〜2027年1月3日(日)
・最終営業日:2026年12月28日(月)17時まで
・営業開始日:2027年1月4日(月)9時から
・年内の受付締切:【日付(曜日)】
・休業中のメール:受け付ける。1月4日以降に順次返信
・緊急連絡:【社外メールにだけ記載する連絡方法】
【作るもの】
1. 取引先・顧問先向けメール(件名付き)
2. 社内向け周知メール(年内の締め作業の欄を空欄で用意)
3. ホームページのお知らせ文
4. 入口に貼る掲示文(短く)
5. 社外向けの自動返信文
【条件】
・日付と曜日は上の表記をそのまま使い、計算し直さない
・上に書いていない日付・締切・制度の説明は書き足さない
・掲示文と自動返信には緊急連絡先を書かないうまくいかない例:「年末年始休業のお知らせを作って」とだけ頼む。AIが曜日や休業期間を推測で書き、昨年や一般論の日付が混ざります。直し方:日付と曜日を自分で確定させてから渡し、「計算し直さない」「書き足さない」と指示します。
プロンプト2:作った文面の日付の食い違いを点検する
以下の5つの文面に出てくる日付・曜日・時刻をすべて抜き出し、表にしてください。
そのうえで、文面どうしで食い違っている箇所と、
「〜」と「まで」の重複など表記が揃っていない箇所を指摘してください。
曜日が正しいかどうかの判断はせず、食い違いの指摘だけをしてください。
(ここに5つの文面を貼る)曜日の正誤はAIに判断させず、食い違いだけを洗い出させるのがコツです。表になった日付を、担当者がカレンダーと照らして確認します。メールの敬語や誤字の点検までAIに任せたい場合はメールをAIで添削・校正する方法が参考になります。AIに入力するのは休業の情報だけにし、顧問先名や個人の連絡先は入れないでください。事務所での入力ルールはChatGPTの情報漏洩対策|士業事務所が顧問先情報を守る7手順でまとめています。
汎用のAIでも、条件を絞れば定型のお知らせは十分に下書きできます。士業AIは、税理士事務所や会社の経理・総務の文書づくりを前提にした日本語AIで、顧問先への案内文から社内周知まで、業務の流れの中で下書きと確認を進められるようにしています。税理士事務所での使い方は税理士向け士業AIのご紹介、事務所スタッフや経理担当の方の使い方はスタッフ・経理担当向けの士業AIで紹介しています。
年末年始休業のお知らせでよくある質問
年末年始の休みは何日から何日までが一般的?
法律で全員に決まった休みはありませんが、官公庁は行政機関の休日に関する法律により12月29日から1月3日までが休日です。会社や事務所はこれに合わせることが多く、2026年末〜2027年始なら12月29日(火)〜1月3日(日)、最終営業日は12月28日(月)、営業開始は1月4日(月)になります。
税務署や銀行は年末年始いつまで開いている?
税務署は行政機関なので、12月29日から1月3日までは休日です。銀行は銀行法施行令第5条により12月31日から1月3日までが休日で、2026年末は12月30日(水)が年内最後の平日です。窓口やATMの時間は金融機関ごとの案内を確認してください。
挨拶メールと休業のお知らせは1通にまとめてよい?
顧問先や取引先の数が少なければ、1通にまとめてかまいません。その場合も休業日は件名に入れます。数が多い場合や、受付締切・入金の締めを伝える必要がある場合は、休業のお知らせを別に送るほうが確実に読まれます。
休業中に届いたメールにはいつ返信すればよい?
営業開始日から順に返信します。自動返信や案内に「1月4日以降に順次ご返信」と書いておけば、相手も返事を待ってくれます。年明けは返信が集中するので、急ぎのものから先に返し、返信まで時間がかかる場合は受け取った旨だけ先に伝えます。
まとめ|休業のお知らせは「期間・締切・休業中の扱い」を揃えて出す
年末年始休業のお知らせは、休業期間を年と曜日まで書き、最終営業日と営業開始日を別の行にし、休業中のメールや入金がどう扱われるかを書けば足ります。2026年末〜2027年始は、官公庁と同じ12月29日(火)〜1月3日(日)の休業なら、最終営業日は12月28日(月)、営業開始は1月4日(月)です。
社内周知を先に出して締め作業と当番を決め、その文面を「正」として取引先メール・ホームページ・掲示・自動返信へ転記すると、表記の食い違いが起きません。AIで一式を下書きする場合も、日付と曜日は自分で確認してから渡してください。

